楽天・小深田 母校・神戸国際大付の後輩に贈る“エールのマルチ安打”

[ 2021年3月19日 05:30 ]

オープン戦   楽天7-2オリックス ( 2021年3月18日    静岡 )

<楽・オ>7回1死一塁、右前打を放つ小深田(撮影・吉田 剛)
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 憧れの聖地に立つ後輩たちにエールを送った。楽天・小深田が2安打を放ち、今オープン戦初となるマルチ安打をマーク。19日、センバツの開幕戦に登場する母校・神戸国際大付ナインに「楽しみにしているので、頑張ってほしい」とメッセージを送った。

 状態は上向きつつある。この日は3打席目まで無安打だったが、7回に右前打を放つと、8回には2死一塁で右翼線への適時三塁打。8試合で打率・182と数字は芳しくないが「2本打てて、自分の中でこういう感じかなというものがあった」と振り返った。

 昨年末、母校を訪れ野球部員を激励した。センバツ出場が決まると、試合用硬式球5ダースを差し入れた。「僕は高校時代に甲子園に行けなかったけど、母校の後輩の活躍は励みになっています」。近大、大阪ガスで力をつけてプロ入り。ルーキーイヤーだった昨季は西武・平良と新人王を争う活躍を見せた。内野陣の層は厚いが、正遊撃手として自身初の開幕スタメンが内定。今後も憧れの先輩であり続ける。(重光 晋太郎)

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2021年3月19日のニュース