不安…でも、中日は開幕投手変えない!福谷10失点の大炎上も与田監督「こんなことで変わるわけない」

[ 2021年3月11日 05:30 ]

オープン戦   中日2ー14西武 ( 2021年3月10日    ナゴヤ球場 )

<中・西OP戦>3回10失点と打ち込まれ、ガックリと汗を拭う福谷(撮影・椎名 航)
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 9年目で自身初の開幕投手を務める中日・福谷が、大役決定後の初登板で3回を投げ12安打10失点と大炎上。「3・26」に向け、大きな不安を残した。

 「結果だけ見れば、残念の一言。収穫もあるが、それ以上に見た目が悪すぎる」

 初回1死二、三塁で山川に左前へ先制2点打を浴びると、3回には若林の3ランを含む5連打などで一挙7失点。カウントを悪くする場面が目立ち「球が高くいかないようにしたいときに、高く浮いた」と制球に課題を残した。

 それでも、与田監督の右腕への信頼は揺るがない。「開幕投手でいくというのは変わりない。こんなことで変わるわけはない」と語気を強めた。

 26日まで、残された登板はあと1試合。開幕1週間前となる19日の本拠地での日本ハム戦が濃厚だ。「レギュラーシーズンでなくて良かった。今日出た課題をちゃんと克服できるように、時間を無駄にしないよう過ごしたい」。19年から先発に転向。開幕投手どころか開幕ローテーション入りもプロ入り初めてとなる。重責を担うプレッシャーを感じている場合ではない。あと15日。今は状態を上げることに全力を注ぐ。 (徳原 麗奈)

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