ソフトバンクの育成、大関が念願の支配下へ向け、また好投 工藤監督「評価は上がってます」

[ 2021年2月25日 18:34 ]

<球春みやざき、ソ・ロ2>1回を投げ無失点に抑えた大関(撮影・中村 達也)
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 またまた大関が、念願の支配下選手登録へ、がぶり寄りに成功だ。ソフトバンクの育成2年目左腕・大関友久投手(23)が25日のロッテ戦で5番手登板。0―0での9回を、難なく3人で終えた。

 先頭の8番和田を123キロの外角変化球で空振り三振。9番佐藤都を遊ゴロ、1番藤原を一飛で、三番勝負を勝ち越した。

 今キャンプはB組スタート。16日の巨人2軍との練習試合で2回3安打零封と好投するなどアピールし23日からA組合流。出げいこ先で実に威勢がいい。

 23日の西武との練習試合で、いきなり2番手登板のチャンスをもらえば、2回1安打零封。身長1メートル86、体重96キロの、いかり肩のガッチリ体型は、上手投げから、猛プッシュを続けている。

 見守った工藤監督も、ここまでの対外試合2試合の取り組みを絶賛する。「すごく練習熱心。練習に真剣で、どん欲な姿を見ている」と稽古総見を振り返ると同時に今後にも期待をかける。「支配下を目指して頑張って欲しい。結果は、先につながる。続けて行って欲しい。必ず評価は上がりますし、上がっています。次が楽しみです」。背番号「122」の大関は、第72代横綱に昇進した稀勢の里(現荒磯親方)らを輩出した茨城県の出身で部屋は、筑後ファーム施設内にある。ここまで、確実に勝ち越している。

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