中日ドラ1高橋宏は勉強の日々 先輩・柳のブルペン投球にプロを体感

[ 2021年1月25日 05:30 ]

柳の投球練習を見つめる高橋宏(右)と加藤翼

 中日のドラフト1位・高橋宏斗投手(18)が24日、ナゴヤ球場の屋内練習場で柳裕也投手(26)のブルペン投球を見学。ランチ時間の一部を返上し、志願してプロのレベルを体感した。

 新人合同自主トレの午前メニューを終えてウエート室を出ると、右腕は向かうべきランチ会場ではなく、ブルペンへ足を向けた。ドラフト5位・加藤翼、育成2位の上田とともに柳の投球練習を見学。ブルペン横、捕手の後方と場所を変えつつ約10分間、食い入るように投球を見つめた。

 「制球が思っていた以上に、すごくよかったし、テレビで見るスピード感より一層、すごいモノを持っておられた。全てが想像を上回る投球でした」

 目の前でプロの投球練習を見るのは初めての経験。ドラフト1位の4年先輩の姿は、大きな刺激となった。

 現段階で近日中のブルペン投球の予定はないが「自分的には、すごく状態が上がってきている。いつでも準備できている状態」。心身ともに春季キャンプに向かう態勢は整った。
 (桜井 克也)

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2021年1月25日のニュース