絶対守護神が帰ってきた 阪神・スアレスが来日「日本一を成し遂げるように頑張る」

[ 2021年1月25日 05:30 ]

来日した阪神・スアレス

 頼れる剛腕が帰ってきた。阪神は24日、ロベルト・スアレス投手(29)が無事、来日したことを発表した。球団によると、出国前と到着後に新型コロナウイルス感染症の検査を受けて、ともに陰性を確認。助っ人右腕は球団を通じ、熱いメッセージを発信した。

 「今年もこうして阪神タイガースに戻ってくることができて、とてもうれしく思います。このチームで、チームのために勝利に貢献して、チームメートたちと愛するタイガースファンのみなさんと一緒にリーグ優勝、そして日本一を成し遂げることができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 阪神加入1年目だった昨季はシーズン途中から守護神を務め、51試合登板で3勝1敗25セーブ8ホールド、防御率2・24。最速161キロの剛球主体に相手打線をねじ伏せる投球スタイルで、来日5年目で初タイトルとなる最多セーブ投手賞を獲得した。オフには日米複数球団で争奪戦も、阪神の熱意ある慰留に応えて残留。16年ぶりのリーグ優勝を目指す上で欠かせない、絶対的守護神としての役割が期待されている。

 スアレスは政府方針に従い、きょう25日から2月7日までの14日間は自宅待機となり、屋外でのトレーニングも禁止される。キャンプ中のチームへの合流は、早くて2月10日前後になると見られる。

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2021年1月25日のニュース