巨人・桑田コーチが本音 “セ・パの差がついた”の言葉は「聞くたびにムカつきますね」

[ 2021年1月17日 19:05 ]

桑田真澄氏
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 巨人の1軍投手チーフコーチ補佐に就任した桑田真澄氏(52)が16日深夜放送のTBSのスポーツ番組「S☆1」(土曜深夜0・30)に出演。元巨人で野球解説者の槙原寛己氏(57)と対談し、コーチ就任への意気込みを語った。

 桑田氏は巨人の原辰徳監督(62)から電話で「俺たちの仲だからストレートに言うよ。ユニホームを着てくれ」と、オファーされたことを明かした。巨人は2年連続リーグ制覇も日本シリーズではソフトバンクに2年連続で4連敗の屈辱。その状況に「ピッチャーは打たれ方、点の取られ方というのは非常に悔しかった」と投手目線で語った。「セ・リーグとパ・リーグの差がだいぶついた」と言われていることには「その言葉聞くたびにムカつきますね」と本音も。この言葉に槙原氏も「同じですよ。悔しいですよね」と同調した。桑田氏は「そう言われないように、少しでも力になっていきたいなと思います」と力強く話した。

 桑田氏は現役を引退後、早大大学院でスポーツビジネスを学び、14年には東大大学院の総合文化研究科に合格して投手や野手の動作に関する研究を行うなど「10年間かけて野球を勉強しようと。勉強の期間に位置づけてました」と、知見を深めてきた。指導者としても13年に東大の特別コーチ、16年にはBC信濃の臨時コーチを務めた。プロ野球界の指導者を務めるのは初めてだが、学んできた知識を「今度はプロ野球の世界で生かしていきたい」と語った。

 今年のシーズンに向けて「コロナ禍の中で選手は本当に大変だと思う。また、そういう中でファンがこれだけ応援してくれるというのはありがたいことだと思います。結果を出していきたいなと思っていますので、楽しみに待っていただけたらと思います」と意気込みを語った。

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2021年1月17日のニュース