広島の伝統を受け継ぐ新人が現れた! ドラ6矢野は入寮初日から300球の打ち込み

[ 2021年1月10日 05:30 ]

内野ノックを受ける広島・矢野
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 広島のドラフト6位・矢野(亜大)は、新人合同自主トレでプロ生活の第一歩を踏み出し「早くやりたい気持ちが強かった。人生の中ですごく大事な一日にもなった」と声をはずませた。キャンプインまでの課題は明確だ。

 「自分に足りないのはスイング数。数が人と一緒だとスピードや強さは上がらない。倍以上やらないとダメ」

 言葉通り、入寮した前日8日はさっそく夜間練習を敢行。育成の二俣(磐田東)とともに午後6時半から約2時間、マシンを相手に約300球を打ったという。「3日に実家で打って以来」5日ぶりの打撃練習。今後も継続する意気込みだ。

 「昨日は感覚を取り戻すことができず、自分のイメージと体が違った。インパクトの確率にもつながるので、空いた時間はとことん練習しようと思う」

 遠投130メートルの強肩を誇り、守備と俊足に定評がある22歳。「おまえならできる」と送り出した両親の期待に応えるためにも、自主トレでバットを振り込み、2月1日から猛アピールするつもりだ。

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2021年1月10日のニュース