中日・鈴木博 減額制限いっぱい25%減でサイン「1年通して仕事ができなかった」

[ 2020年12月3日 05:30 ]

25%ダウンで契約更改を終え、来季への思いを語る鈴木博(撮影・椎名 航)
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 中日・鈴木博が2日にナゴヤ球場で交渉し、減額制限いっぱいの25%に相当する550万円減の年俸1650万円で契約を更改した。3年目で自己最少6試合にとどまり、防御率12・91。「1年通して仕事ができなかった」と反省した。

 10月上旬には与田監督から薦められ、サイドスローに挑戦。フェニックス・リーグでは「すべての球種で腕が強く振れる状態まで来ている」と手応えをつかんだ。最速157キロを武器に17年ドラフト1位で入団。林昌勇(元ヤクルト)の動画を参考に試行錯誤し、新投法でも「元々のスピードで投げられている」と150キロ超の速球を取り戻した。

 「1年間、1軍で戦わないと」。今季鉄壁を誇った救援陣に“横から”割り込みたい。(徳原 麗奈)

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2020年12月3日のニュース