楽天のルーキー黒川は現状維持でサイン 高卒2年目となる来季へ「先輩に負けたくない気持ちが強い」

[ 2020年12月1日 17:58 ]

楽天・黒川
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 楽天の黒川史陽内野手(19)が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸650万円でサインした。

 智弁和歌山から19年のドラフト2位で指名されて入団。今年2月の沖縄・キャンプは高卒ルーキーながら1軍メンバーに抜擢されるなど、将来の中軸候補として大きな期待を背負ってプロ生活をスタートさせた。

 2軍で開幕を迎えたが、9月4日に1軍に初昇格を果たす。その日のオリックス戦(楽天生命パーク)でいきなり「7番・二塁」でスタメン起用されると、右犠飛を放ってデビュー戦でいきなりプロ初打点をマーク。同6日の同戦ではプロ初安打となる適時打も放った。

 1軍では10試合に出場して打率・143、2打点だったが、イースタン・リーグでは57試合で打率・297、6本塁打、31打点という成績を残した。2年目の目標は1軍定着だ。「自分が打つことでチームが勢いづくと思う。1年間、1軍にいられる選手になりたい。先輩にも負けたくない気持ちは強い」と鼻息が荒かった。(金額は推定) 

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2020年12月1日のニュース