中日・藤井は2年契約だった! 現状維持でサイン 来季は「40歳でキャリアハイ」

[ 2020年12月1日 11:46 ]

<中日契約更改>複数年契約であることを明かし、来季への思いを語る藤井(撮影・椎名 航)
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 中日の藤井淳志外野手(39)が1日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、今季から2年契約を結んでおり、現状維持の年俸4200万円(金額は推定)でサインした。

 15年目の今季はプロ入り初の1軍出場なし。ウエスタン・リーグでは66試合で打率.238、1本塁打、21打点にとどまった。それでも「やることはやりました。それはきちんと評価はしてもらえた」と納得顔。

 チーム最年長野手はファームで若い選手たちと1年を過ごし「すごく楽しみな選手もいっぱいいるので、僕もきちんとした姿を見せて、過ごさなきゃなと思って過ごした」と振り返った。その上で「20歳も違う選手もいる。新しい世界があった」と若い選手達のフレッシュな考え方にも刺激を受けた。

 今季は1軍から声がかからなかったが「現役でやる以上、いくつになっても1軍でレギュラーでプレーする気持ちをなくしたら、プロ野球選手じゃなくなる。その思いを持っているからこそ1年間ファームで過ごした」ときっぱり。

 ファームでは若い選手に短距離走でもタイムが負けなかったといい、体は衰えを知らない。「40歳にしてキャリアハイです」と力強く宣言し、来季を見据えた。

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2020年12月1日のニュース