日本ハム 前ブルワーズのロニー・ロドリゲスと契約合意

[ 2020年11月27日 14:19 ]

 日本ハムは27日、元ドミニカ共和国代表で前ブルワーズのロニー・ロドリゲス内野手(28)と契約合意に達したと発表した。

 メジャーでは内野の全ポジションを守り、右翼と左翼もそれぞれ1試合ずつ守った経験のあるユーティリティー選手のロドリゲスは、今季はブルワーズ傘下でプレーし、メジャー出場はなし。メジャーデビューはタイガース時代の2018年で、この年は62試合に出場して打率・220、5本塁打、20打点。19年もタイガースでプレーし、84試合に出場して打率・221、14本塁打、43打点の成績を残した。メジャー経験は2シーズンで通算成績は、146試合で打率・221、19本塁打、63打点。マイナーでは9シーズンプレーし、870試合に出場して打率・271、98本塁打、417打点。うち、3Aでは4シーズンで340試合に出場し、打率・293、47本塁打、194打点だった。

 ドミニカ共和国代表として出場した15年のプレミア12ではヤクルト・小川から本塁打を放っている。1メートル83、81キロの右投げ右打ちで、オフにはラッパーとして活動する異色の経歴を持つ。

 ロドリゲスは球団を通じ「北海道日本ハムファイターズの一員となることに、大変な喜びを感じています。愛してやまない野球を、また新たな環境でプレーする機会を与えてくださったファイターズに感謝の気持ちで一杯です。リーグ優勝へ向けて、自分ができることに一生懸命取り組んでいきます」とコメント。

 栗山英樹監督は「セカンド、サード、ショートと内野の復数ポジションをこなし、かつセンターを守れる器用さがありながらも、2019年にはメジャーで二桁本塁打を放った長打力が魅力です。様々な側面から勝利に貢献する可能性のある選手という印象を受け、今のチーム事情にフィットすると期待しています。また、明るいキャラクターでムードメーカーになりうると聞いており、ベンチに新たな活力をもたらしてくれるのではないでしょうか。本当に楽しみな選手を獲得できました」と期待した。

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2020年11月27日のニュース