楽天・松井が現状維持でサイン 来季は石井監督から守護神に指名され「任せてもらえて嬉しい」

[ 2020年11月27日 13:53 ]

楽天・松井
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 楽天の松井裕樹投手(25)が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億5000万円プラス出来高払いでサインした。昨オフに、今季から4年契約を結んでいた。

 19年はセーブ王のタイトルを獲得したが、7年目の今季は先発に転向。開幕ローテーションに入って10試合で3勝3敗、防御率3・66という成績だったが、ブルペンを強化するというチーム方針で10月から中継ぎに再転向した。

 リリーフでは15試合に登板して1勝2敗、8ホールド、2セーブ。トータルでは4勝5敗2セーブ、防御率3・18という成績でシーズンを終え「うまくいかないことの方が多かったけど、いい経験ができた。シーズンの最後は良いフォームで良い球が投げられた」と振り返った。

 秋季練習中に石井新監督と来季の起用法について話し合ったそうで「もう一度後ろで、ということだった。自分もそのつもりでいた。任せてもらえることは嬉しかったですね」と明かした。
 来季の目標を「日本一」に設定し、個人としては「セーブ数が増えればチームの勝利も増える。結果的にそう(セーブ王)なれば」と2年ぶりのタイトルも視野に入れた。(金額は推定)

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2020年11月27日のニュース