阪神・岩貞 来季リリーフ専念で岩崎との「岩岩コンビ」継続

[ 2020年11月21日 05:30 ]

阪神の岩貞
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 阪神の岩貞が来季は中継ぎで開幕を迎える可能性が高くなった。矢野監督が20日、「現状、俺の中では中(リリーフ)がいいのかなと思ってる。やっぱり左が1枚じゃ足りないから。中の方が腕振って、岩貞のいい部分が出るんじゃないかなと思って」と明言した。能見が今季限りで退団し、救援左腕が手薄になった状況も考慮して判断。岩崎との強力左腕コンビでブルペンを支えることになりそうだ。

 7年目の今季は開幕ローテーション入りしながら精彩を欠き、8月中旬に配置転換。プロでは初の本格的なリリーフ起用にもすぐに適応した。8月15日のDeNA戦から30試合に投げて防御率3・00を残し、5勝を挙げる勝ち運も発揮。左打者封じはもちろん、先発経験を生かした複数回の救援で貢献した。

 岩貞もシーズン中から「先発へのこだわりというより、勝ちに貢献したい思いが強い」と強調してきた。欠けてはいけないピースであることは間違いない。(遠藤 礼)

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