中日6位のJFE西日本・三好 立浪氏へ弟子入り志願「打撃の技術を吸収したい」

[ 2020年11月20日 18:26 ]

広島県福山市のホテルで入団交渉し仮契約を終えた中日6位指名のJFE西日本・三好
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 中日から6位指名されたJFE西日本の三好大倫外野手(23)が20日、広島県福山市内で入団交渉し契約金3500万円、年俸840万円(金額は推定)で仮契約。新人王を目標に掲げ、来春1軍キャンプで臨時コーチを務める球団OBで新人王に輝くなど通算2480安打した、同じ左打ちの立浪和義氏への弟子入りを志願した。

 「打撃の技術面を多く吸収したい。(現役時の立浪は)勝負強い印象がある」

 三本松高時代は甲子園出場こそないが、左腕から最速144キロを繰り出し高校通算26本塁打で二刀流としてプロからも注目を浴びた。社会人入り後も二刀流を継続したが「よりチームに貢献できる」と昨年から野手に専念。50メートル走5秒8の俊足にパンチ力を兼備し今季は4番を打つなど、野手として着実に成長を遂げた。

 支配下では最後の指名だったが唯一の外野手で、担当の野本圭スカウトも「足はもちろん、小力もある。もちろん即戦力」と期待を寄せる。

 現在は体幹強化やスイングスピードのさらなるアップを目指して練習に取り組んでいるという。「(持ち味の)積極的な打撃に、足も磨いて。中日を代表する選手になりたい」と意気込んだ。

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2020年11月20日のニュース