巨人・菅野「特別な存在」千賀とのエース対決へ気合 周東の足を警戒「塁に出さないのが一番」

[ 2020年11月20日 16:05 ]

<巨人練習>キャッチボールする菅野(撮影・岡田 丈靖)
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 21日の日本シリーズ初戦先発が有力な巨人・菅野智之投手(31)が20日、京セラドーム大阪で前日練習を行った。「自分の仕事をしっかりするだけ。最少失点で長いイニングを目指して投げていきます」と意気込みを語った。

 この日はダッシュやキャッチボールなどで最終調整した。初戦はソフトバンク・千賀とのエース対決となる予想。侍ジャパンでは共に世界と戦い、菅野も「特別な存在」捉える右腕だ。「同じピッチャーとして尊敬できるピッチャーは日本でも少ないし、この上ない対戦になると思う。僕たちは挑戦者なので、千賀君に挑戦したい」と対戦を心待ちにする。

 相手打線に対しては「周東選手を塁に出さないで、中軸に回さないことが一番」と、パ・リーグ盗塁王の足を絡めた攻撃を警戒。「走ってこなくても盗塁を警戒しながら中軸との勝負はリスキー」としつつも「ランナーなしで中軸回ってきて、ソロホームランはいいよとそのぐらい割り切った勝負ができれば」と話した。

 チーム8年ぶり、自身として初の日本一に向け「去年負けた時からチームとして相当な覚悟を持ってここまできた。選手一人一人が日本一に飢えている」と語った。

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2020年11月20日のニュース