DeNAドラ1明大・入江“ハマの原西”になる!?「一発芸は2000個くらいです」

[ 2020年11月20日 05:30 ]

DeNAと仮契約し、三浦新監督とポーズをとる明大の入江大生投手(左)
Photo By 代表撮影

 DeNAからドラフト1位指名された明大・入江が19日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1600万円で仮契約した。交渉の席には三浦新監督がサプライズ登場。リーゼントをバッチリ決めた「番長」を目の前に「頭を見て気付いたんですが、どう反応していいか分からなくて…。人は本当に驚くと声が出ない。薄い反応で申し訳ありませんでした」と笑わせた。

 目標を「新人王」と高らかに宣言すると三浦監督が決めぜりふ「ヨロシク!」で応えた。「即戦力として1年目から活躍してほしい」と言葉に力を込めたが、もう一つ期待していることがある。

 三浦監督 面白いオーラをビンビン感じています。早くチームに溶け込んで、自分のキャラを出してほしい。

 入江 早く慣れて自分のキャラを出したいです。一発芸は2000個くらいです。

 自称「1兆個」のギャグを持つというお笑いコンビ「FUJIWARA」の原西には及ばないが、おそらく球界ではトップとなる持ちネタ数を誇る。モットーはやり切ること。「小さいころから場数を踏んできたのでウケてもウケなくてもやり切ります」と堂々たるメンタルを持つ。チームでは試合前に野手の円陣で一発芸が行われるのが恒例。投手でも上茶谷や斎藤らが飛び入りすることもあるだけに、入江も「登板日じゃなければ合流したい」とやる気満々だ。

 「開幕1軍を目先の目標にしてやっていきたい」と入江。「新人王」と「喜劇王」を目指し、新生ベイスターズを盛り上げる。(町田 利衣)

 ◆入江 大生(いりえ・たいせい)1998年(平10)8月26日生まれ、栃木県出身の22歳。小3から野球を始め、作新学院では2年夏と3年夏に甲子園出場。3年夏は3本塁打を放ち優勝に貢献。U18高校日本代表に選出された。明大では投手として1年春からベンチ入り。1メートル87、87キロ。右投げ右打ち。

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