オリックス・由伸 目指すは“離脱しない”最強ボディー 「体の強さはテーマ」

[ 2020年11月19日 05:30 ]

オリックス・山本
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 シーズン終盤に上半身のコンディション不良で戦線離脱したオリックス・山本が、来季の「ノーモア離脱」に向けた“弱点”克服へ意欲を示した。

 「まだまだ納得いかない部分はあります。レベルアップしたいし、体の強さはテーマになってくると思う」

 150キロ超の直球に同球速のカットボールなど全球種一級品の右腕が求めるのは、その“高出力”に耐え得る肉体。今季は疲労の蓄積なども考慮され10月21日に出場選手登録を外れた。昨季も夏場に左脇腹の違和感で離脱した過去があった。全身の機能を連動させる独特のフォームだけに「(強化ポイントは)全体です」といい、参加している大阪・舞洲での秋季練習でも体幹を含めバランスよく鍛え上げる構えでいる。

 今季は18試合で8勝4敗、防御率2・20はリーグ2位。2年連続で規定投球回に達し、ソフトバンク・千賀とともに最多奪三振のタイトルを獲得したが、満足していない。「調子が悪い時期もあったし、抑えた試合の中でも良い悪いがあった。その差を少なくしたい」。全てに最強を目指す。 (湯澤 涼)

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2020年11月19日のニュース