日本ハム・田宮 「スピードアップ」で来季正捕手の座つかむ!

[ 2020年11月19日 05:30 ]

捕球練習に取り組む日本ハム・田宮
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 「走る捕手」日本ハム・田宮が18日、来季への課題に「スピードアップ」を掲げた。

 千葉・成田から入団2年目の今季は9月27日オリックス戦で1軍初出場して初安打。今月6日の同カードで初めて先発出場し、初盗塁を決めた。“初モノづくし”のシーズンに「いい経験ができた一年だと思います」とキュートな笑顔で振り返った。

 同時に課題も明確になった。「1軍のスピードについていかないと…。打撃だったり、走者のスピードを含めた守備だったり、しっかり対応し慣れないといけない。ファームと緊張感が違う」

 右肘を痛めて宮崎フェニックス・リーグから離脱。千葉・鎌ケ谷での秋季練習に合流している。この日は山中潔育成コーチと捕球練習などを行った。同コーチは「走攻守全て才能はあると思う」と、捕手ながら19年イースタン・リーグでチーム2位の11盗塁を決めた脚力も買っていた。

 「一年間試合に出られるよう体力をつけたい」。通常練習後もウエートトレーニングに取り組む田宮の姿があった。

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2020年11月19日のニュース