ロッテ、FA沢村を全力慰留へ 河合球団社長「残留してほしい」 井口監督には「来季も」改めて続投明言

[ 2020年11月18日 05:30 ]

ZOZOマリン内で今季総括を行う
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 日本野球機構(NPB)は17日、フリーエージェント(FA)有資格者として97選手を公示した。国内FAの資格を新たに得たのはヤクルト・山田哲人内野手(28)、小川泰弘投手(30)、DeNAの梶谷隆幸外野手(32)と井納翔一投手(34)ら計21人。海外FAはロッテの沢村拓一投手(32)ら13人が新たに資格を手にした。日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝えればFA権を行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から契約交渉が可能となる。

 ロッテ・河合克美オーナー代行兼球団社長が、海外FA権を使用しメジャー挑戦の可能性がある沢村を全力慰留する意向を示した。

 「いろんな権利を持っているが、チームを支えてくれた選手たちには全員残留してほしい」。この日、ZOZOマリンで今季を総括。沢村同様、海外FA権を持つ唐川、今季加入した鳥谷についても残留交渉を行うとした。また外国人選手は「来季残留が決定しているのはレアードとマーティンだけ」と説明。去就が未定のハーマン、チェン・ウェインらとも交渉を進める。

 3年契約3年目だった井口監督には「来季もやってもらう」と改めて続投を明言した。

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