西武大敗 辻監督、ニールの来日最短KOに「どうしたんでしょうね。ちょっと深刻」

[ 2020年10月29日 22:31 ]

パ・リーグ   西武5―13楽天 ( 2020年10月29日    メットライフD )

<西・楽>大敗に険しい表情で引き揚げる辻監督(撮影・尾崎 有希)
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 西武・先発のニールは来日2年目で最短KOとなる2回6安打5失点で降板。初回1死から2番・小郷に右越えソロを被弾するとそのまま崩れ「早い回で降板してしまい、中継ぎの皆さんが早い回から投げることになった。申し訳ない」とうなだれた。

 辻監督も「どうしたんでしょうね。全然だめだね。ここのところずっとゴロアウトも取れない。ちょっと深刻」と右腕に首をかしげた。

 だがCS進出圏内の2位・ロッテがソフトバンクに敗れ、3位西武とのゲーム差は1のまま。連勝は2で止まってもCS進出争いからは後退せず、あきらめない戦いは続く。

 この試合を含めここ10試合で7勝3敗と勢いもある中、あす30日からはリーグ覇者のソフトバンクと本拠地3連戦。先発は今季4度目の先発となる平井。 ローテーション通りなら今井の予定だが辻監督は「今井は昨日(ブルペンで)投げてみて(体の)張りが取れないみたい。そんなに無理して投げることはない。今日先生にみてもらったらいい感じだったので、様子を見てどこかで入れるよ」と説明した。

 そしてCS争いについて「ロッテと楽天と、どうなるのか。大変だけど(ソフトバンクは)勢いもあるし気持ちを入れて戦う」と前を向いた。

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