広島・中村祐 2週連続のお立ち台で神対応「体調にだけ気を付けて、球場に来てください」

[ 2020年10月18日 17:08 ]

セ・リーグ   広島5-0中日 ( 2020年10月18日    マツダ )

<広・中(20)>ヒーローインタビューで勝ち星を挙げた中村祐(左)hに拍手する西川
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 広島の中村祐が、18日の中日戦に先発し、7回を無失点で抑えて今季3勝目を挙げた。4回以外は毎回安打を許し、4回もシエラに四球を与えるなど毎回走者を出したが、粘りの投球を披露。「相手も良い投手なので、先制点を先にあげないように投げた。低めに丁寧に投げることを心掛けた」とお立ち台で振り返り、今季最長の7回を投げたことには「先制点を先に取ってもらったが、守りに入らず、攻めの投球を心掛けた。(西川の一発は)頼もしいの一言。信じてベンチから見ていました」と、お立ち台に共に上がった西川に感謝した。

 中村祐は4日のヤクルト戦から、これで自身3連勝。さらに先週の11日に続き、2週連続のお立ち台に「マツダスタジアムは最高の球場。ここで投げられることが幸せ」とほおを緩ませた。だが、“衝撃”はここから。その後、インタビューは西川に移り、プロ初の1試合2本塁打を放ったことに「祐太が0で抑えてくれていたので、何とか1点が欲しいなと。たまたまホームランになってよかったです」と答えると、インタビューはこれで終わり。最後にファンに向けてコメントを求められた中村祐は「えっ?これで終わり?」と1学年先輩の西川の顔をのぞき込みながら、「この状況下の中、毎回毎回温かい声援ありがとうございます。毎回力になっているので、体調にだけ気を付けて、球場に来てください」とファンに呼びかけていた。

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2020年10月18日のニュース