DeNA・佐野 両リーグ最多38度目マルチ 打率&安打数セ1位 ラミレス監督「素晴らしい」

[ 2020年9月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA0―4広島 ( 2020年9月28日    マツダ )

<広・D>9回無死、佐野が左にエンタイトル二塁打を放つ
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 4番が意地の一打だ。0―4で迎えた9回、DeNA・佐野が2安打目となる左翼二塁打。今季7度目の零敗を喫したが、プロ4年目で初めて規定打席に到達した一戦で、両リーグ最多38度目の複数安打をマークした。

 ラミレス監督からメジャーに移籍した筒香(レイズ)の後釜に抜てきされ、開幕から全試合に4番で先発出場。リーグトップの打率を・349に上げ、同じくトップの安打数も117に伸ばした。指揮官は「素晴らしい。ボールを振らずに四球が多くなれば、ハイレベルな数字を残すことができる」と期待した。

 岡山出身ながら広陵OBで「第二の故郷」となる広島ではこれが今季最終戦。「毎日、ヒットを打てるよう頑張りたい」という佐野がラストスパートに入る。 (春川 英樹)

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2020年9月29日のニュース