巨人・岡本「最低でも外野フライで…あっ、違うわ」2回2死一、二塁での3ランにうっかり 笑いも取った

[ 2020年9月25日 21:45 ]

セ・リーグ   巨人8―4中日 ( 2020年9月25日    東京D )

<巨・中>ヒーローインタビューを終え、ガッツポーズする岡本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(24)がチーム全打点の半分にあたる4打点を一人で叩き出し、今季4度目の5連勝に貢献した。

 「4番・三塁」で先発出場した岡本は1―1の同点に追いついた初回無死二、三塁で遊ゴロを放ち、1打点。3―1で迎えた2回には2死一、二塁で中日先発右腕・柳が投じた1ストライクからの2球目、真ん中低め142キロ直球を右翼スタンドへ叩き込む23号3ランを放った。その後の3打席はすべて四球で出塁。主砲の名前にふさわしい内容と結果だった。

 試合後のお立ち台では、2回2死一、二塁で放った3ランの場面を聞かれ「何とかランナーをかえそうっていう気持ちと、最低でも外野フライで…」と言いかけたところで「あっ、違うわ」とマイクを通じて漏らし、お茶目な主砲の姿にスタンドからはほのぼのとした笑い声。改めて「…そうっすね。なんとかランナーをかえそうと思って…はい。打席に入りました」と言い直すとスタンドからは大きな拍手が起こった。

 逆方向への一発について感触を聞かれ「そうですね。良かったと思います」と岡本。チームの12安打8得点について4番として思いを聞かれると「打線もつながってますし、いい状態で来てると思います」とキッパリ。8得点中4点を自身が叩き出したことについては「皆さんがチャンスで回してくれるので、そのおかげかなと思います」とチームメートに感謝した。

 岡本の23本塁打、69打点はともにリーグトップ。主砲の活躍もあり、チームのマジックは38が初点灯した15日から10日間で12も減らして26となった。チームの状態について聞かれると「状態がいいと思います…はい」と答えた岡本。「まずこの3連戦、しっかり勝てるように頑張りますので応援よろしくお願いします」とファンに語りかけていた。

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