中日・与田監督 “有言実行”の大野雄絶賛「力強い男」、修正能力にも感心

[ 2020年9月22日 21:42 ]

セ・リーグ   中日3―0ヤクルト ( 2020年9月22日    ナゴヤD )

<中・ヤ>完封勝利を挙げ、ナインとグータッチする大野雄(中央)(撮影・椎名 航)
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 中日・与田監督が“有言実行”した大野雄を絶賛した。

 先発左腕はヤクルト打線をわずか2安打に封じ、今季3度目の完封勝利で6勝目。

 前夜21日の試合後インタビューで指揮官は翌日先発の大野雄について「完投してくれるだろう」と発言。

 エース左腕はそのインタビュー映像を見ていたそうで、試合前に与田監督へ「完投します」と宣言したという。

 言葉通り、1人で9回まで投げ抜いた大野雄を「力強い男」と称賛。立ち上がりは「コントロール、テンポが悪かったがフォームを少しずつ変えた」と修正能力にも目を見張った。

 打線も4回2死まで相手先発・石川に無安打だったが、アルモンテが先制ソロを放つと、5回には平田が中押し、7回には木下拓がだめ押し点を奪った。

 指揮官は2試合連続アーチの助っ人に「ホームランの力は改めて大きいなと感じた。一振りで流れが変わる」と感謝。その上で12球団最少の47本塁打にとどまっている打線を「もっと打って欲しい」と鼓舞した。

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