広島・大瀬良 右肘手術で今季絶望的 全治3カ月程度

[ 2020年9月17日 05:30 ]

広島・大瀬良
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 広島は16日、大瀬良大地投手(29)が群馬県館林市の病院で「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘(こっきょく)・滑膜切除」の手術を受けたと発表した。復帰時期は非公表ながら、一般的には全治3カ月程度とされ、今季中の復帰は絶望的。投手陣の大黒柱だけに、低迷するチームには大きな痛手となった。

 「早く治して帰って来てほしい」と佐々岡監督。松原チーフトレーナーは来季開幕について「彼も我々もそのつもり」と間に合う見通しを示し、「手術するには一番いい時期。総合的に判断した」と説明。「本人はチームを離れることを最も嫌がる。辛いと思う」と胸中を思いやった。

 2年連続開で幕投手を務めた今季は、2試合連続で完投勝利を収める最高のスタートを切った。だが、7月24日のDeNA戦で2回に緊急降板すると、翌25日に戦線離脱。8月8日の阪神戦で一度は復帰したものの、8月29日の阪神戦、9月5日のDeNA戦と2試合連続で序盤にKOされ、翌6日には再び登録を抹消された。

 今季は11試合に登板して5勝4敗、防御率4・41。16年2月に右肘の内側側副じん帯を部分損傷し、7月まで復帰がずれ込んだことはあるが、故障によるシーズン中の登録抹消は7年目で初めてだ。

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2020年9月17日のニュース