阪神 ガンケル-岩貞-岩崎で執念リレー 劣勢でも終盤に逆転信じて勝ちパターン投入

[ 2020年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-3巨人 ( 2020年9月7日    甲子園 )

<神・巨(13)> 2番手で登板のガンケル(撮影・大森 寛明)
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 巨人をあと一歩のところまで追い詰めたのも、リリーフ陣の力投があってこそだ。

 2番手で7回から登板した阪神・ガンケルは先頭のウィーラーに四球を与えたが、岡本、丸、中島と後続を断って無失点に封じた。きょう8日はガルシアが先発のため外国人枠の関係でベンチ外となることが濃厚。劣勢での登板は8月18日巨人戦以来自身8試合ぶりだったが、力を出し切った。

 8回の岩貞も、1死満塁の窮地に立たされながら亀井をニゴロ。最後は増田大をフルカウントからスライダーで空振り三振に斬り、矢野監督も「あのイニングをどう抑えるかっていうのが今やるべきこと」とうなずいた。

 9回は岩崎が危なげなく3者凡退。ビハインドの展開ながら、勝ちパターンの面々を惜しげもなく投入し、勝利への執念を見せた。

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