マサカリ健在!70歳・村田兆治氏の速球始球式にスタンドどよめき

[ 2020年8月22日 17:19 ]

パ・リーグ   ロッテ―ソフトバンク ( 2020年8月22日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ> 始球式を行う村田兆治氏(撮影・西川祐介)
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 元ロッテの村田兆治氏(70)が2年ぶりの始球式に登板。伝説のマサカリ投法から見事な速球を投げ込むと、スタンドから大きなどよめきが起こった。「ファンの皆さんに元気を与えられるような球を投げ込みたい」と話していた通り、魂のこもった1球だった。

 残念ながら球場に球速表示は出なかった。村田氏のNPB公式戦始球式登板は18年8月以来。そのときの球速は112キロだったが、63歳だった13年には135キロを記録していた。

 村田氏は通算22年で215勝を誇り、74年の日本一では胴上げ投手にもなった。この日は球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」と銘打たれ、当時のメンバーである有藤通世氏(スポニチ本紙評論家)、山崎裕之氏、木樽正明氏も登場。来場者には74年の「ロッテオリオンズユニホーム」がプレゼントされた。

 前日のソフトバンク戦に快勝し、70年シーズン以来、50年ぶりとなる「8月の単独首位」に立った後輩たちに村田氏の投球はさらなる勇気を与えたに違いない。

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