広島・中村奨 ヤクルト戦に代打で登場も遊ゴロ プロ初安打ならず

[ 2020年8月6日 20:05 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2020年8月6日    神宮 )

 広島の2017年ドラフト1位・中村奨成捕手(21)がヤクルト戦(神宮)に代打で登場。通算4打席目も遊ゴロに終わり、待望のプロ初安打はお預けとなった。

 0―5の劣勢で迎えた4回、松山の2号ソロ、菊池涼の4号2ランで3点を返して2点差に詰め寄り、1死走者なしで先発投手のK・ジョンソンに打席が回ると代打に登場。ヤクルト先発左腕・高橋との対戦で1ボール1ストライクからの3球目、外角低めのチェンジアップを打って遊ゴロに終わった。

 7月25日に1軍初昇格した中村奨は、プロ3年目で待望のデビューとなった翌26日のDeNA戦(横浜)は代打で右腕・平良から投ゴロ。巨人戦デビューとなった7月31日(東京D)は代打で左腕・大江から遊ゴロ、8月1日の巨人戦(同)は代打で左腕・田口から空振り三振を喫していた。

 中村奨は2017年夏の甲子園で大会新の6本塁打を放って広陵(広島)の準優勝に貢献し、同年ドラフト1位で広島入り。1軍昇格はプロ3年目で初めてで、2軍のウエスタン・リーグでは18試合に出場し、本塁打こそないものの、56打数19安打の打率・339でリーグトップに立っている。

続きを表示

2020年8月6日のニュース