ヤクルト・青木 球団通算8000号など2安打3打点の活躍「お客さんの前でプレーできる幸せ感じた」

[ 2020年7月11日 22:58 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―4巨人 ( 2020年7月11日    ほっと神戸 )

<巨・ヤ>チーム通算8000号のメモリアルアーチを放った青木はヒーローインタビューでガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの青木宣親外野手(38)が初回、左中間に球団通算8000号となる3号ソロを放つなど2安打3打点と、今季チーム初の3連勝に大きく貢献した。

 前日は雨で試合が中止になっており、今季初の有観客試合で活躍した青木は「ずっと無観客での試合が続いていたので、こうしてお客さんの前でプレーできることに幸せを感じました」と語った。節目弾については「球場もわりと狭いので入るかな、と思った。守っている時も打席にいる時も声援も聞こえていたんで、本当に勇気づけられた」とし、「ヤクルトの長い歴史に名を刻めることが出来て、本当にうれしく思います」と笑顔を見せた。

 高津監督も8000号については「すっかり忘れていましたね」と笑ったが「非常に元気でキャプテンらしくチームを引っ張ってくれている姿はすごく頼りにしていますし、8000号にふさわしい男だと思います」と青木を称賛。

 12日も勝てば、昨年4月20日以来の首位に立つ。青木も「とにかくチームがいい方向に行くように、守備の時もそうですしピッチャーをちょっとでも勇気づけられるように、まだお客さんも少ない状態なので声も通りますしそこらへんは意識してやっている」と主将としての自覚も十分。「チームもいい流れなんで。とにかくこういう試合を多くやれるように日々、しっかり準備して臨みたい」と語り、ファンの歓声と拍手に気持ちよさそうに手を振り返していた。

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