ソフトB・東浜 楽天打線相手に粘投7回1安打1失点 シンカーでゴロの山築く

[ 2020年7月11日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1楽天 ( 2020年7月10日    ペイペイD )

<ソ・楽>力投する東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 シンカーの調子は「自分の中でのバロメーター」だと言う。今季4度目の先発となったソフトバンク・東浜は、3試合で24得点を挙げていた楽天打線を相手に7回1安打1失点。12個のゴロアウトのうち、8個をシンカーで奪った。

 開幕戦で自己最速の154キロを計測した直球は「出力を出せている感じ」だと言う。投手陣がやられていた浅村に対し、5回2死一塁での対戦では外角に150キロを投じ、空振り三振を奪った。今季最長の7回を投げ、最少失点の好投。それでも負け投手のようなコメントが並んだ。

 「先制してもらったのに四球を出して簡単に点を与えてしまったのは反省しないといけない。このような点の取られ方をしていてはチームに迷惑をかけてしまう」

 工藤監督は「彼が抑えてくれたことがリリーフ陣にもつながった」と称えた。6連戦の4試合目で強力打線を止めた価値は大きい。「前回の登板より体の状態が上がってきているところは自信にしたい。次の登板ではもっといい投球ができるように頑張ります」。自己採点がいつも辛い右腕は手応えもつかんだようだ。

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2020年7月11日のニュース