阪神・青柳「園芸さんも頑張って砂入れてくれて」雨にも負けず声援に応える白星

[ 2020年7月10日 21:14 ]

セ・リーグ   阪神3―2DeNA ( 2020年7月10日    甲子園 )

<神>ぬかるんだマウンドに足を取られる青柳 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 阪神の青柳晃洋投手(26)が5回2失点の粘投で今季2勝目を挙げた。

 試合途中から雨脚が強まり、ぬかるんだマウンドに何度も足をすべらせながら執念で15個のアウトを奪取。試合後は「(阪神)園芸さんが砂入れて頑張ってくれたですけど…。足がすべりながら投げたり、本当に苦しいとこもありました。前足も後ろ足も全部すべって」と苦笑い。

 1点差に迫られた5回2死一塁でソトを外角へのスライダーで空振り三振に仕留めてピンチを脱出。5回裏無死の場面で中断に入り、コールドゲームとなって、白星が転がり込んだ。

 内野ゴロ10個と持ち味全開の投球には「雨の中、野手には(ゴロは)やめてくれと言われてたんですけど、僕はそういうスタイルなので貫いた」と笑顔。チームは4連勝で一時は「8」あった負け越しを「4」まで減らした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月10日のニュース