西武 県選抜のチーム名は「埼玉西武ライオンズジュニアユース」 同デザインのユニ&帽子

[ 2020年7月9日 10:28 ]

 西武は9日、埼玉県中学生野球連盟と連携協定を締結し、毎年9月に活動を開始する県選抜のチーム名を「埼玉西武ライオンズジュニアユース」とすることを発表した。同チームは、西武と同じデザインのユニホームと帽子を着用する。

 球団が進める野球を通じての地域振興の一環で、プロ球団と同じ雰囲気の中での戦いを体感してもらうことなどで、野球競技人口の減少に歯止めをかけることが狙い。球団アカデミーのコーチ派遣も実施する。

 チームは、県内に通学する中学3年生を対象に20人を選抜し、11月まで県外の大会などに参加する予定。

 ▼埼玉県中学生野球連盟沼田芳行会長
 埼玉県中学生野球連盟では、中学校で野球を一生懸命頑張る選手の夢の支援として、これまで17年に渡り、埼玉県選抜チームを結成・運営してきました。

 埼玉西武ライオンズは、子どもたちはもちろん大人にも夢を与えてくれる存在です。いつかは連携できればと「夢」を抱いておりました。この度、埼玉西武ライオンズの「仲間をつなぐ。未来をつなぐ。コミュニティプロジェクト L―FRIENDS」が夢の実現への架け橋となり、スタッフの皆さまと協議を行い、子どもたちの夢舞台が始まることになりました。新たな時代に、健やかで伸びやかな活動となるよう、野球を通して自分づくりをし、社会の担い手として羽ばたけるよう、育んでまいります。

 ▼ライオンズアカデミー吉見太一コーチ 
 この夏の試合が無くなってしまい、自分の力量が分からなくなっている選手もおられると思います。この機会を活用して色んな選手と共にプレーをする事で刺激を受けさらに自分の力を高めましょう。

 ▼ライオンズアカデミー長田秀一郎コーチ
 埼玉県中学生野球連盟さんとのご縁から、L―FRIENDSの考えに基づき、目標に向かって頑張る中学生を一緒に応援させていただくことになりました。中学3年生の皆さん、さらに上のレベルで野球をすることを目指してぜひ挑戦してみてください。

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2020年7月9日のニュース