オリックス リーグ最速10敗目 ジョーンズ後逸にスクイズ失敗、攻守でミス響く

[ 2020年7月3日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス5-9西武 ( 2020年7月2日    メットライフD )

<西・オ3>2回2死一塁、木村文の右前打を後逸するジョーンズ(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスは攻守のミスが逆転負けの要因となり今季初の連勝はならず。リーグ最速10敗目を喫した。西村監督は、「先に点を取っただけに…」と絞り出した。

 振り返ったのは、反撃の糸口を与えた序盤の失策だった。2―0の2回2死一塁で、木村の右翼への打球をジョーンズが後逸し一塁走者が生還した場面だ。悪循環は攻撃面にも波及した。3―3の5回1死一、三塁で大城が初球スクイズを敢行したが、三塁走者・広沢のスタートが遅れ本塁憤死で主導権を手放す分岐点となった。

 7回には1点差に詰め寄り、なおも1死二、三塁で大城が初球スクイズ。深谷篤球審は一度はセーフ判定としたが、審判団の協議でファウルに覆る一幕も。西村監督の猛抗議は実らなかったが、執念は見せた。指揮官は「点の取り方はある。明日からまたやっていく」と切り替えた。 (湯澤 涼)

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