DeNA 山崎まさかの誤算…逆転3ラン被弾 連勝5で止まり2年ぶり単独首位ならず

[ 2020年6月27日 22:07 ]

セ・リーグ   DeNA6―8阪神 ( 2020年6月27日    横浜 )

<D・神>9回、サンズ(右)に左越え3ランを打たれた山崎康(同3人目)=撮影・小海途 良幹
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 DeNA不動の守護神・山崎がまさかの一発を浴び、単独首位の座がするりと逃げた。

 1点リードの9回に山崎がマウンドへ。簡単に2死を取ったが、ここからマルテ、代打・大山に連続四球を与えた。一、二塁で打席にはサンズ。2ボール1ストライクからのツーシームを捉えられると、打球は左中間スタンドで弾んだ。

 あと一人の場面から逆転3ランを被弾。連勝は5でストップした。首位・巨人がデーゲームで敗れており、DeNAは勝てば18年4月23日以来、796日の単独首位に浮上するはずだった。まさかの黒星。首位浮上は28日以降にお預けとなった。

 DeNAは初回、新外国人ピープルズが立ち上がりを攻められ2失点も、その裏先頭の梶谷のセンターへの飛球を近本が目測を誤り補球できず二塁打に。続くソトの右中間二塁打で1点、さらに1死三塁で佐野も左翼線へタイムリー二塁打を放ちあっさり追いついた。4回には宮崎、大和の安打で2死一、二塁とし、梶谷が中前へタイムリーを放ち勝ち越した。5回に逆転を許したが、その裏にはオースティンのレフトへの二塁打などで1死三塁とし、ロペスの遊ゴロ間に1点差に。6回には乙坂の中前打を足場に四死球などで2死満塁とし、オースティンがレフトへ2点タイムリーを放ち、6―5と再び逆転した。

 先発のピープルズは5回7安打5失点で来日初勝利ならず。その後国吉、石田は無失点でしのいだが、守護神・山崎がまさかの乱調だった。

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