DeNA・今永、実家にサイン色紙…開幕戦で投げ負けた広島・大瀬良を目指して

[ 2020年6月27日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―0阪神 ( 2020年6月26日    横浜 )

<D・神1>DeNA先発の今永(撮影・島崎忠彦)
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 【Hero's File】DeNA・今永が2年連続2度目の開幕投手を務めた19日の広島戦。5回2失点と好投したが、相手の大瀬良は116球を投げ抜き完投勝利した。降板後、降りしきる雨の中でも崩れないフォームで投げ続ける相手エースの姿をベンチから見つめていた左腕は「大瀬良さんと僕との目に見える差を見せつけられた。こういう投手を目指さないといけない」と言った。

 その気持ちは、あの頃と同じだ。北九州市にある今永の実家には、奇麗にラッピングされた大瀬良のサイン色紙が飾ってある。北筑高の2学年上の先輩が九州共立大に進み、大瀬良と同期だったことから「大瀬良さんのプロ入りが決まったときに“もらってくれませんか?”と頼みました」という大切なもの。その時から「勝手に、距離が近いプロ野球選手というイメージがあったんです」と身近な目標にしてきたのが大瀬良だった。1週間遅れで挙げた今季初白星。次回の2人の投げ合いが楽しみだ。(DeNA担当・町田 利衣)

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