楽天・則本昂 7回1失点で開幕2連勝 3回以降は直球主体でわずか1安打

[ 2020年6月27日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7-1日本ハム ( 2020年6月26日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・日(4)>お立ち台でバーンする則本昂(左)とロメロ (撮影・白鳥 佳樹)  
Photo By スポニチ

 楽天・則本昂が7回4安打1失点、今季初の2桁10奪三振で開幕2連勝を飾った。

 「今日は真っすぐも変化球も凄く良かった。コントロールも良かったので、これをキープできたらいい」

 日本ハムとの6連戦の4戦目。「向こうの打線が好調だったので慎重になりすぎた」と初回、2回は変化球中心で43球を要して1点を失った。だが3回以降は直球を軸にシフトチェンジしてわずか1安打。「四隅、特にアウトコースの直球を投げ切ることができた」と毎回三振を奪った。三木監督も「言うことなし。素晴らしかった」と称えた。

 開幕直前に変更したセットポジションからの新フォームにも手応え十分。「ムダのない力で、力みもなくなっている。いいフォームで投げられている結果」と満足げだった。 (春川 英樹)

 《通算38度目の2桁奪三振》則本昂(楽)が10奪三振。通算38度目の1試合2桁奪三振で、田中将大の37度を抜く球団新記録になった。なお、パ最多は野茂英雄(近鉄)の70度で則本昂は8位。

続きを表示

2020年6月27日のニュース