巨人、代打・重信の逆転2ランで劇的1勝 ヤクルトは開幕戦に続いて40歳・石川の白星を消す

[ 2020年6月26日 21:35 ]

セ・リーグ   巨人6―5ヤクルト ( 2020年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>9回1死二塁 逆転2ランを放ち、ナインの出迎えに敬礼する重信(左)(撮影・久冨木 修)
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 リーグ連覇を目指す巨人は昨季最下位のヤクルトと敵地で対戦。エース菅野が6回途中7安打5失点で降板しながら代打・重信が9回に劇的な逆転決勝2ランを放って6―5で競り勝った。ヤクルトの連勝は2でストップ。

 巨人はヤクルト先発左腕・石川に6回まで陽岱鋼の1号ソロによる1点に抑えられていたが、ヤクルトが継投に入った7回から反撃開始。7回、2番手・梅野から代打・亀井の適時打で1点を返すと、8回には4番手・マクガフから中島が2点適時二塁打を放って1点差に迫り、9回には8回途中からイニングまたぎとなった守護神・石山から代打・重信が逆転の決勝1号2ランを放って劇的な勝利を飾った。

 ヤクルトは5回まで巨人先発右腕・菅野に散発2安打無得点に抑えられていたが、0―1で迎えた6回に山田哲がバックスクリーンへ3号2ランを放って逆転するなどこの回一挙5得点。6回1失点と好投していた石川がそのまま勝利投手になれば新浦寿夫、木田優夫に続いて球団3人目となる40代での勝利だったが、リリーフ陣が持ちこたえられなかった。

 石川は開幕戦投手を務めた19日の中日戦でも5回3失点で勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が打ち込まれて延長戦の末にチームは7―9で敗戦。セ・リーグ初の40代での開幕戦勝利は幻に終わっている。

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