中日 新1、2番が機能 初回7球で先制点 与田監督「一気に点を取るための形」

[ 2020年6月4日 05:30 ]

練習試合   中日5―3ヤクルト ( 2020年6月3日    神宮 )

初回無死二塁、アルモンテの先制打で生還した二走・大島(手前8)を両手を広げて出迎える与田監督(中央)=撮影・村上 大輔
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 超攻撃型打線が機能した。中日は初回、1番・大島が左前打で出塁すると、続くアルモンテの初球で二盗に成功。さらにアルモンテが中前へ適時打を放ちわずか7球で先制点を奪った。

 「少ないチャンスをいかにものにするかというところで、アルモンテを2番に置いているけど、一気に点を取るための形では良かった」

 与田監督は試合後、2試合連続となる大島、アルモンテの新1、2番コンビの意図を説明した。昨季、チーム打率はリーグトップの・263を記録した一方で、563得点は5位と得点力不足が露呈。そのため、春季キャンプでも2番・高橋を試すなど超攻撃型オーダーを模索している。

 2安打1盗塁の大島は「状態的にはまだまだ。あまり良い状態ではない。内容を詰めていければ」とさらなる上積みを約束すれば、2日続けて2番に座った助っ人は「打撃スタイルを変えることはない」と不慣れな打順にも動じなかった。新コンビで得点力も順位もアップしてみせる。

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2020年6月4日のニュース