巨人・原監督 最短6.19開幕へサバイバル開始!「見逃さずにセレクトしていきたい」

[ 2020年5月23日 05:30 ]

球団が配信した動画でポジション争いについて話す巨人・原監督
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 球春の足音が聞こえる中、巨人・原監督が「ポジション争い」の到来を告げた。最短6月19日の開幕へ向け、この1カ月はサバイバル。「競争ですから、分かりません」と話したのが捕手だ。

 「大きく伸びてきているのは大城、守備力も打撃も。飛び抜けて成長できる可能性を持っている。小林も守備力、信頼。(炭谷)銀ちゃんも経験値、人間力。3人ともがしっかりとした長所を持ってくれている」。オープン戦で2本塁打した大城は守備面の評価も上昇。4年連続盗塁阻止率リーグトップの小林、安定したリードに定評がある炭谷と三者三様でタイプが違う。

 一塁は高卒2年目の山下がレギュラー候補に挙げられたが、右手有鉤(ゆうこう)骨骨折で開幕は絶望的。指揮官は、オープン戦打率.351、4本塁打の中島を筆頭としながらも「ジャイアンツでの信頼というのはまだまだ足りていない。陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)、亀井、若い北村だってね。虎視眈々(たんたん)と狙っている」と見極めていく。二塁は吉川尚に秀でた力を見つつも、昨季は腰痛で4月に離脱。「無事これ名馬というのも実力のうち。俺は絶対負けないと狙っている選手も数多くいる。見逃さずにセレクトしていきたい」と、競争を促した。(神田 佑)

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2020年5月23日のニュース