元日本ハム・田中賢介氏、札幌で私立小学校開校へ 22年度目標「北海道に恩返しを」

[ 2020年5月18日 15:25 ]

学校設立の考えを語った田中賢介氏
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 昨季まで日本ハムでプレーした田中賢介氏(38=現球団スペシャルアドバイザー)が18日、22年度を目標に札幌市に私立小学校を開校する計画を進めていることを明らかにした。学校法人「田中学園(仮称)」の理事長となって経営に携わる。

 田中氏は「2、3年前から何かしら教育関連で社会貢献ができたらと考えていた」といい、現役時代から構想を温めていた。豊平区の札幌大研修センター跡地を購入して改装する計画。開設資金は「これまで野球をやらせてもらったお金を使う」とし、開校後の運営費用については企業などにも広く協力を募る考えだ。

 「プロ野球選手としてたくさんの方に応援していただき、何か北海道に恩返しをしたい。大前提として子供が大好きで、それなら将来北海道を引っ張っていく子供たちのために何かやりたいと思った」

 学校のコンセプトには「世界に挑戦する12歳」を掲げ、これから授業内容を煮詰めていく。江別市に立命館慶祥中学校・高校を持つ学校法人立命館との連携を協議していることも明らかにした。

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