夏の甲子園 開催への署名活動展開中 元高校球児が立ち上がる 18日現在4200人超

[ 2020年5月18日 14:13 ]

甲子園球場
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 今夏の甲子園開催へ、元高校球児が立ち上がった。

 アスリートワークス(大阪市西区)の徳丸博之代表(50)は第102回全国高校野球選手権が中止の方向で検討される中、大会開催への署名活動を15日から始めた。署名は北海道から沖縄まで全国に加え、シンガポールなど海外在住の高校野球ファンからも集まっている。

 「センバツに続いて夏も中止となると、全国へつながる大会は1年間なくなります。私も甲子園を目指す中学生チームのコーチをしておりますし、子どもたちのつらい気持ちは分かるつもり。コロナ禍の中、判断は難しいでしょうが、感染者数も減少傾向にあり、緊急事態宣言解除も検討されている今、対策を施すことで実施できるのではないかと考えています」と徳丸代表は祈るように話した。

 自身は大阪・明星野球部の一員として1986年夏の府大会に出場。5回戦で立浪和義、片岡篤史(ともに評論家)擁するPL学園に敗退した思い出は、今でも貴重な財産となっている。

 18日現在、4200人を超える署名が集まった。「あす(19日)までに1万人以上の署名を集めて、日本高野連に届けたい」と同氏は話している。

 ◆署名活動 https://www.change.org/power_of_sports

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2020年5月18日のニュース