中日 主力陣待望2カ月ぶりフリー!周平 吉見と対戦、柵越え2本!

[ 2020年5月18日 05:30 ]

フリー打撃で快音を響かせる高橋
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 ナゴヤ球場に球音が帰ってきた。中日は17日、屋外でのフリー打撃を再開。吉見や大野雄らが打撃投手を務め、野手陣にとって現役選手の“生きた球”を打つのは、3月25日の巨人との練習試合以来、約2カ月ぶりとなった。

 先陣を切って打撃ケージに入った高橋は、吉見と対戦して23スイングで柵越え2本。「もう少しずれるかなと思ったが、意外と感触は普通でした」と鋭い打球を披露した。一方で平田は25スイングで安打性2本。「全然でした。真っすぐが前に飛ばない。どうにかするしかない」と実戦から遠ざかった影響を痛感した。大島やビシエドら主力級も続々とバットを振り、感触を確かめた。

 4月21日からは接触を避けるため2人1組で時間を区切っての自主練習を実施。野手は室内練習場で打撃投手の球を打ち、感覚が鈍らないよう努めるしかなかった。今月11日の12球団代表者会議で6月中旬から下旬での開幕を目指すことで一致。さらに愛知県の緊急事態宣言も解除された。与田監督はフリー打撃の再開に「多少、実戦に近いことをしていかないといけないから」と説明。選手らはユニホームも着用し、最短6月19日の開幕へ階段を一つ上がった。(徳原 麗奈)

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