DeNA戸柱 バドミントンのシャトル打ちで課題克服 打力向上で正捕手奪回目指す

[ 2020年5月9日 05:30 ]

自主練習する戸柱(球団提供)
Photo By 提供写真

 5年目で正捕手返り咲きを目指すDeNAの戸柱がバドミントンのシャトル打ちで打撃力向上に取り組んでいる。この日は横浜スタジアムでの自主練習で打ち込み。ブルペンではエスコバー、武藤、石田の球を捕球した。

 「開幕が延びたことでウエートの強度と打つ数を意識的に増やした」と戸柱。17年に112試合に出場も、ここ2年は出場機会が激減。昨季は45試合で伊藤光の84試合、嶺井の64試合に次ぐ3番手だった。やはり課題は昨季に打率.200、1本塁打だった打撃だ。

 正捕手奪取に向けて新型コロナウイルスの影響で過ごす時間が増えた自宅でも工夫を凝らしている。「大和さんに教えてもらった」というシャトル打ちで「いろんな想定やパターンで打つことができる。ふわっと投げて変化球をイメージしたり、ぱっと投げて直球をイメージしたりして打っている」と明かした。

 子供の存在も支えだ。自宅で一緒に体を動かす時間が増え「リフレッシュになる」と笑う。戸柱は活動が制限される中でも前向きに準備を進めている。

続きを表示

2020年5月9日のニュース