新型コロナ感染の梨田昌孝氏、一般病棟へ移る 容体安定、14日に人工呼吸器外れる

[ 2020年4月18日 05:30 ]

梨田昌孝氏
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 新型コロナウイルスに感染し、大阪府内の病院に入院している野球評論家の梨田昌孝氏(66)が17日、集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったとマネジメント会社が発表した。梨田氏は3月31日に入院。懸命な治療が続けられる中で今月14日に人工呼吸器が外され、この日一般病棟に移った。主治医と言葉を交わすなど、一時の予断を許さない状態からは脱して容体は安定しているという。

 3月25日に倦怠(けんたい)感を訴えた梨田氏は、28日に発熱。31日に重度の肺炎で入院し、今月1日に新型コロナウイルスの陽性が判明していた。マネジメント会社はリリースの文書で「まだ梨田本人より直接皆さまにメッセージをお届けすることは叶(かな)いませんが、現在容体は安定しております。今後は一般病棟にて快方に向けて治療に専念いたします」とした。

 近鉄OB会(19年に活動休止)の会長で、梨田副会長とともに活動をしてきた鈴木啓示氏(スポニチ本紙評論家)は「一般病棟に移ったと聞いて、本当に良かった。よく頑張ったんだと思う。退院の日を待ちたい」とコメントを寄せた。近鉄で捕手として活躍した梨田氏は引退後に近鉄、日本ハム、楽天監督を歴任。現在はNHKなどで野球評論家を務めている。

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2020年4月18日のニュース