支配下登録の中日・シエラ 母国の英雄背番「45」に感激 P・マルティネスのような野球人生を

[ 2020年3月28日 05:30 ]

支配下登録され、背番号「45」を披露するシエラ(撮影・椎名 航)
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 支配下選手登録された中日のモイセ・シエラ外野手(31)が27日、ナゴヤドームで会見を行った。

 「(背番号)211も良かったけれど、少し重たい感じはあった。45になって体も軽く感じられる」

 背番号「45」は、母国ドミニカ共和国の英雄で、レッドソックスやメッツで活躍しメジャー通算219勝をあげたペドロ・マルティネスと同じで「自分もそう思っていたんだ」と感激の面持ち。ドミニカでは自身の実家とマルティネスの家が徒歩5分ほどの“ご近所さん”だったことを明かし、幼少期にはマルティネスの家の中に招き入れてもらったエピソードも披露した。

 「彼のような道を歩めるような野球人生を送りたい」とジャパニーズドリーム体現を目指し「監督のため、チームのために精いっぱい自分のできることをやっていく」と力強く誓った。

 会見に同席した与田監督は「野球に取り組む姿勢がいい。チームへの思いは沖縄キャンプの時から感じていた」と、ドミニカ共和国まで視察に出向き、獲得を決めた助っ人に期待を寄せた。

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