オリックス・漆原 プロ最長5回投げ4失点も粘って修正力発揮

[ 2020年3月22日 05:30 ]

練習試合   オリックス9―4楽天 ( 2020年3月21日    楽天生命 )

<楽・オ>先発するオリックス・漆原(撮影・白鳥 佳樹) 
Photo By スポニチ

 オリックス・漆原が楽天戦に先発しプロ最長となる5回を投げ4失点。初回に3点を失ったが2回以降は修正力を発揮し先発適性テストで一定の結果を示した。

 「5イニングが目標だったので、何とか投げ切れたのは良かった。先頭を出して、その後に四球。それが無駄な失点につながってしまったので、次はしないように反省したい」

 2回以降は140キロ台後半の直球にカーブを効果的に使って緩急を駆使。「先発としてのリズムの作り方を意識していかないといけない」。中継ぎ起用が見込まれていたが、先発仕様の投球で、役割を担えることを証明した。

 育成新人だった昨季はウエスタン・リーグ最多の23セーブ。今年2月に支配下登録を勝ち取った。榊原、張奕チョウヤクに続く育成出身右腕の飛躍に期待が懸かる。西村監督は「初回だけクリアできれば十分チャンスはある」と期待した。(湯澤 涼)

続きを表示

2020年3月22日のニュース