ヤクルト・嶋 死球受け右手骨折…高津監督「ショックだね。本人が一番ショックだろうけど」

[ 2020年3月22日 05:30 ]

練習試合   ヤクルト6―5阪神 ( 2020年3月21日    神宮 )

<ヤ・神>右手に死球を受けて倒れこむ嶋(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルト・嶋基宏捕手(35)が21日の阪神戦(神宮)で投球を右手親指付近に受けて骨折し、長期離脱がよけられない見通しとなった。

 4回1死で迎えた打席で中田の139キロ直球が頭部付近に来たため、避けようとしたが右手を直撃した。本塁付近にしばらく倒れ込んだ後、苦悶(くもん)の表情を浮かべながら立ち上がり一塁ベースまで歩いたが、代走・古賀を送られた。試合中に都内の病院に行き、エックス線検査を受けた結果、骨折が判明。高津監督は「ショックだね。本人が一番ショックだろうけど」とベテランを思いやった。

 嶋はオフに楽天を自由契約となり加入。正捕手の中村を脅かす存在として、特にリード面でチーム全体に配球の変化をもたらすなど良い効果を与えていただけに、痛い離脱となった。

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