OP戦最下位の巨人が27日ぶり白星!サンチェス、今村、中川が完封リレー 岡本は満塁走者一掃打

[ 2020年3月21日 17:42 ]

練習試合   巨人8―0DeNA ( 2020年3月21日    東京D )

<練習試合 巨・D>力投する巨人先発のサンチェス(撮影・島崎忠彦)
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 リーグ連覇を狙う巨人は練習試合初戦となった21日のDeNA戦(東京D)に8―0で大勝し、2月23日に行われた楽天とのオープン戦(那覇)以来27日ぶりとなる白星を挙げた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で20日に予定されていた開幕が延期となり、オープン戦に続いて無観客での開催となった練習試合。巨人は開幕カードだったDeNAとの1戦に先発した新助っ人サンチェスが3回4安打無失点と好投すると、2番手左腕・今村も5回2安打無失点と好投してローテーション入りに猛アピールした。

 打線は6回に大城の右越えソロで先制。7回には吉川尚の左前適時打、2連続押し出し四球、主砲・岡本の満塁走者一掃の3点適時二塁打で一挙6点を挙げて7―0と大勢を決め、最後は約1カ月ぶりの登板となった3番手左腕・中川が1回を1安打無失点で完封リレーを完成させると、練習試合のため行われた9回裏にも1点を加える完勝だった。

 38年ぶりの優勝を果たした1998年から22年ぶりとなる優勝を目指すDeNAは先発マウンドに上がったドラフト2位ルーキー左腕・坂本(立命館大)が3回を投げて丸に打たれた1安打のみに抑えるなど好投。2番手で投げたエース左腕・今永も2回1安打無失点と好投したが、シーズンさながらのイニング途中での投手交代が続いた7回に5番手右腕・進藤が2連続押し出しを含む3四死球で5失点。0―7で迎えた9回裏に登板した7番手・斎藤も3安打1失点と結果が出なかった。

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