中日 オープン戦初のサヨナラ勝ち、根尾同点打 最後は代打・木下拓決めた

[ 2020年3月13日 22:41 ]

オープン戦   中日4―3ロッテ ( 2020年3月13日    ナゴヤD )

<中・ロ>9回裏1死二、三塁、木下拓はサヨナラとなる投手強襲の内野適時安打を放つ(撮影・椎名 航)
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 中日がオープン戦初のサヨナラ勝ち。1点を追う9回、先頭の井領が中前打でチャンスメークすると1死一、二塁から根尾がオープン戦初長打、初打点となる適時二塁打を右翼線へ放ち、同点とした。なおも二、三塁から代打・木下拓が投手強襲の内野安打を放ち、三塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。

 与田監督は同点打を放った根尾を「変化球をうまく合わせられていた。バットを振ることはできるようになってきたので、いかに芯に当てる確率を増やせるか」と今後に期待を寄せた。

 ただ、打線は8回までイニングの先頭打者を4度出しながら2点止まり。7回は失策と四球で2死満塁の好機をつくったが、あと1本が出ず「そういう部分で点を取れないのが終盤までもつれた要因」と指揮官。「そういったところで点を取れないといけない」と課題とする得点力不足はこの日も解消できず、サヨナラ勝ちにも反省を忘れなかった。

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