加藤学園 創部24年目の夢が幻に 勝又主将「甲子園への思いは夏にぶつけます」

[ 2020年3月12日 05:30 ]

選抜高校野球大会 史上初の中止

無念の表情で会見に臨む米山監督と勝又主将
Photo By スポニチ

 加藤学園(静岡)には、紅白戦第9戦を終えた約100分後に無念の知らせが届いた。創部24年目にして春夏通じて初の甲子園出場は、“見えない敵”の前に幻となった。

 会見に応じた米山学監督は目を真っ赤にしながら「苦渋の選択だと思いますし、現実を素直に受け入れるしかありません」。主将の勝又も「夏に向けて底上げしていきたい」と悔しさをにじませた。それでも「今日の経験をして、どの高校よりも甲子園への思いは強くなった。夏にぶつけてやっていきます」と前を向いた。

続きを表示

2020年3月12日のニュース